医療機器の埃による故障。エアフィルター掃除の重要性について

エアフィルター

エアフィルターとは

透析監視装置、ベッドサイドモニタなど多くの装置にエアフィルターが装着されています。医療機器の内部はモーターや電子部品がたくさんありそれらの動作で内部の温度が上昇します。

内部の温度が上昇しすぎると電子部品が故障したり、最悪部品が焼けることもあります。それらを防ぐために装置内に空気を取り込んで内部に熱がたまらないように冷却ファンという小型の扇風機のようなもので冷却しています。医療機器ではこの冷却ファンが表面移送着されていることから装置内に埃をたくさん吸引してしまいます。

エアフィルター

埃が装置内にたまると、基盤がショートして装置の予期しない故障を招いてしまいます。そこで多くの医療機器には冷却ファンの表面にはフィルターが装着されています。このフィルターにより装置内に埃が入るのを防いでいます。

 

エアフィルターが装着されている機器

透析監視装置
透析液供給装置
浸透圧計
人工呼吸器
ME機器
エアマット
吸入器

などたくさんの装置に冷却ファンおよびエアフィルターが装着されています。これらは、装置のマニュアルにより掃除の期間や交換期限などが記載されています。また、使用状況や環境によってもフィルターの交換期限や清掃間隔が変わってきます。清掃間隔や交換期限を設定して抜け忘れなく実施することが大切です。

 

エアフィルターの掃除忘れによるエラー

エアフィルターは、定期的に掃除しないと、埃がびっちりと溜まります。エアフィルターが埃で詰まると装置内に空気を取り込めなくなり、装置内を冷却することができなくなります。装置内の温度が上昇すると以下のようなトラブルが発生します。

個人的に経験したエアフィルターの掃除が適切にできていなかったことによるトラブルを紹介します。

装置内部の基盤が焼けた

一番大きかった事故は、ベッドサイドモニタの内部基盤が燃えたことです。基盤の一式交換となった為、修理費用は数十万とかかりました。

透析監視装置の電源が落ちた

これは数回経験があります。しかも、透析の治療中に電源が落ちました。それ以降は担当者を決めて定期的に清掃しています。

警報メッセージ発生

装置内の温度が上昇していると警報のメッセージが表示されました。この装置は定期的にフィルターを交換していたのですが、冷却ファンの真横に他の装置がおかれていたため十分に空気が取り込めず内部に熱がたまってしまったのでわないかと推測されます。

 

エアフィルターの掃除方法

エアフィルターの掃除方法はメーカーや装置により異なります。当院では取り外してから、水洗いして乾燥後に際装着しています。ものによっては、掃除不能で交換しなければならないものもあります。

 

まとめ

地味な作業ですがエアフィルターの管理は安全に機械を使用するためにはとても大切です。製品ごとに交換日を決めて定期的に交換・掃除しましょう。

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