CHDFの条件設定方法(血液・透析液・補液流量の設定)と症例別の治療法
CHDFでは、血液流量(QB)、透析液流量(QD)、補液流量(QP)、濾液流量(QF)など複数の項目を設定しなければなりません。これらの設定により、除去できる物質の種類や透析量が大きく変わります。 今回は、CHDFの『血…
CHDFでは、血液流量(QB)、透析液流量(QD)、補液流量(QP)、濾液流量(QF)など複数の項目を設定しなければなりません。これらの設定により、除去できる物質の種類や透析量が大きく変わります。 今回は、CHDFの『血…
末梢血幹細胞採取療法は、「自家末梢血幹細胞肝移植(auto-PBSCT)、同種末梢血幹細胞移植(allogeneic-pbsct)」に用いる造血幹細胞中の単核球層を採取する方法です。 自家末梢血幹細胞肝移植は、悪性リンパ…
Apheresis(アフェレシス)は、もともとギリシャ語由来であり、「分離」という意味があります。病院で施行されるアフェレシス療法は、血液中の特定の病因物質を分離、吸着することにより、病態の改善をはかります。 アフェレー…
薬物中毒に対して保険適応のある血液浄化療法は、PE及び活性炭吸着療法などがあります。PEでは、血漿の準備に時間がかかることや、活性炭での適応が広いことから、緊急時の薬物中毒には活性炭による血液吸着療法が実施されることが多…
白血球系細胞除去療法(GCAP)は、患者末梢血液から炎症細胞や免疫担当細胞を除去することにより病態を改善させる治療法です。除去する対象の違いにより顆粒球除去療法(GCAP)、白血球除去療法(LCAP)、リンパ球除去療法(…
CARTとはCell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapyの略称で、腹水濃縮再静注療法といいます。臨床工学技士が勤務している総合病院では度々施行される治療方法で…
LDL吸着療法とは LDL吸着療法は、LDLを吸着除去することによる閉塞性動脈疾患の治療を目的とした血液浄化療法です。 アフェレシスの分類としては、血漿吸着療法(PA)です。血漿吸着療法とは、血液を血漿分離器で「血球成分…
二重濾過血漿交換療法(DFPP)とは DFPPとは、double filtration plasmapheresisの略称で、二重濾過血漿交換療法のことをいいます。 DFPPでは、体内から取り出した血液を血漿分離器により…
血液浄化療法のお勧めの書籍・本を紹介します。 血液浄化療法とは、CHDF、血漿交換、血液吸着などです。 『アフェレシスマニュアル (クリニカルエンジニアリング別冊)』 対象:医師、ME 難易度:普通 お勧め度★★★★★ …
LCAP(白血球系細胞除去療法)は、患者末梢血液から炎症細胞や免疫担当細胞を除去することにより病態を改善させる治療法です。類似の治療方法には、顆粒球除去療法(GCAP)、リンパ球除去療法(CF-LA)などもあります。 こ…