新卒の臨床工学技士の就職・転職の苦労について

はじめに

年を越して、就活をしている臨床工学技士の学生の多くが就職先が決まってきたと思います。新卒募集の多くの求人は、年明け前に出る施設が大半だと思います。できれば年を越す前に就職を決めたいところです。年越し前に決まれば、あとは国家試験の勉強だけに集中することができるためです。

ただ、年越し前に就職先が決まっていない学生もまだまだたくさんいると思います。当時も、年明け前に決まっているのは、6~7割くらいだったように思います。

技士の学校では、就職試験を1施設ずつしか受けることのできない決まりがあったりします。私が、通っていた学校でも同時に複数の施設の入社試験を受験することは学校の決まりでダメでした。(ジョブスルーでは可能なんですが・・・)その為、「受験する。合格通知を待つ。不合格の通知が出る。」という感じで結果を待っているとあっという間に数カ月経過してしまいます。

中には、1次試験と2次試験があって、期間もだいぶ空いていて、待っている間に多くのチャンスを逃してしまいました。こんな感じで、私の場合は、国家試験が終わった3月の時点でも就職先が決まっていませんでした。そんな感じで、たくさん苦労したのですが、大分前であまり参考にならないかもしれませんが当時の苦労について思い出して書いたので紹介します。

就職試験の苦労

地元に希望の就職先が出ない

臨床工学技士は、病院内での人数が少ないため看護師のように毎年求人が出るわけではありません。希望の病院があっても、自分が就職活動をするときに募集が出ていなければ受験することができません。希望の病院に就職するには、運もいります。

就職活動にはお金がかかる

上記にあるように、自分が希望する施設で募集が出るのを待っていてもいつ出るのかわかりません。出来れば、地元で血液浄化療法ができる施設を探していたのですが、求人が出るかどうかもわからないので、県外でもがんがん受験しました。

その為、交通費・宿泊費で結構大きな出費になりました。ただ、たくさんの業務が行える総合病院は人気がある為、受験者の倍率も高倍率でした。穴場を狙おうと地方(田舎)の総合病院を狙って受験したのですが、2人くらいしか受験者がいなくても落とされたこともあります。よっぽどダメだったのでしょうか。

面接が苦手

自分が就職試験で苦労したのは、県外や遠い施設の受験をしたため、事前に施設見学をするのが面倒だった(気が回らなかった)為、具体的な志望動機を伝えることができなかったたのも反省ポイントです。また、あがり症ということもあり緊張してスムーズに話せなかったのも良くなかった点だと思います。

アピールすることがない

就職試験では、「学生時代に頑張ったこと、自分の長所は?」など、自分をアピールするチャンスをくれる質問がされます。

ただ、学生時代に、パチンコとゲームにはまって特に頑張ったことがありませんでした。実は、何らかの特技をアピールをするためにパソコン検定の本を購入したのですが、完全に忘れ去られてしまいました。

まとめ

今思えば、当時約10年ほど前は、臨床工学技士の就職は比較的簡単だったと思います。臨床工学技士の養成校も今と較べると非常に少なく、地域によっては養成校がない地域もあるくらいでした。また、その当時は臨床工学技士の業務範囲が各施設でどんどんひろがっている時期であり、増員の募集も多かったような気がします。

現在は、臨床工学技士の養成校が山のように増えました。それに対して、臨床工学技士の求人件数は大分落ち着いてきたように思えます。臨床工学技士は、平均年齢が若くて男性の割合が多いので、定年退職や寿退社する割合が少ないのも、さらに求人が増えない原因だと思います。

今後、就職活動を有利に進めるには何らかのアピールポイント、他の人にはない強味を持つことだと思います。その為には、学校の勉強とは別に、自分を磨くことができる趣味や特技を持つことが、就活だけでなく今後の人生で役立つと思います。そして、就職活動時には求人紹介会社なども利用しながら就職活動についてのアドバイスを貰ったり、病院探しを手伝ってもらうことによりさらに有利に就職活動を進めることができると思います。