CHDFの具体的な条件設定例を紹介します

ACH-∑

CHDFの処方設定の一例について、CRRTポケットマニュアルに良い資料があったので紹介します。

ヘモフィルタ 血流(ml/min) 透析液流量(ml/h) 補液量(ml/h) 濾液量(ml/h) 除水(ml/h) 抗凝固剤
症例1
維持透析患者が心不全・呼吸不全を呈してcrttを必要とした場合
ps膜1.0㎡ 80 600 200 900 100 ナファモスタット
30mg/hr
症例2
カリウムなど小分子量物質の早急な除去が必要な場合
ps膜1.0㎡ 80 2000 200 2300 100 ナファモスタット
30mg/hr
症例3
重症敗血症に対してサイトカイ除去を積極的に行う場合
ps膜1.3㎡ 200 200 1900 2200 100 ナファモスタット
30mg/hr
症例4
重症敗血症に対してサイトカイン除去を積極的に行う場合
pmma膜1.0㎡又は
an69st膜1.0㎡
80 700 200 1000 100 ナファモスタット
30mg/hr
症例5
全身状態不良であり、頻回な膜凝固を繰り返す場合
ps膜1.0㎡ 100 750 50 900 100 ナファモスタット40mg/hr+ヘパリン100単位/hr

<出典 野入英世、花房規男 編著CRRTポケットマニュアル(医歯薬出版株式会社)P19より改変>

上記のような条件になっています。症例1~症例5までの設定についてそれぞれ詳しく説明しますね。