フットケア指導士とは?

フットケア指導士とは

フットケア指導士とは、日本フットケア学術委員会が認定する認定制度です。指定の講習会を受講後に、試験を受けて合格することによりフットケア指導士として認定されます。

フットケアとは、下肢の障害を予防したり、異常があった場合は、早期に治療や処置を行い、患者にたいするQOLを高める治療法です。近年、糖尿病患者の足病変が進行して、下肢の壊死が進行して、切断が必要になる症例が透析室においても多く見られるようになりました。

これらの多くは、早期発見と早期治療により防げることが多くあります。フットケア指導士は、チーム医療の中でフットケアに対する正しい知識をもち、普及させる為に作られました。

 

受験資格

・日本国における医師、看護師、准看護師、理学療法士、臨床検査技師、義肢装具士、臨床工学技士、介護福祉士、薬剤師、作業療法士、栄養士のいずれかの国家資格を有していること
・上記資格取得後、3年以上の実務経験を有すること。
・フットケアの実務経験を有すること。
・年に1回6月頃に開催されるフットケア指導士認定セミナーを受講していること
(受講後、2年以内まで受験可能)
日本フットケア学会の学会員であること。
(ちなみにフットケア学会の入会金は5000円、年会費8000円になります。)

上記全てを満たしておく必要があります。

 

試験について

・試験日
3月頃

・料金
10000円

 

資格取得のメリット

フットケア指導士の資格を取得しても、行なえる業務行為が増えることはありません。業務範囲は、取得している国家資格に準じます。

メリットとしては、フットケアに関する総合的な知識を取得することで、学会指定の正しい方法について学ぶことができ、スタッフに対するフットケアの教育や、患者に対する指導などを適正に行なうことができます。また、施設によっては昇給や、すぐに反映されませんが昇進や人事評価に反映されることもあります。

 

試験勉強法

試験は、毎年3月頃に実施されます。試験の内容は、講習会指定テキストの『フットケアと足病変治療ガイドブック』及び、参考テキストの『フットケア 第2版―基礎的知識から専門的技術まではじめよう!フットケア』の3冊を参考に出題されます。

試験は、全50問のマーク形式で試験時間は、90分です。

セミナー開催から、試験まで十分な機関があるため、こつこつ学習すればそれほど難易度は高くないと思います。試験の合格率は、60%程度で、合格基準点は、設けられていないようです。

予習的にセミナー前から学習したいと考えている場合は、認定セミナーのカリキュラム内容にそった参考書を購入して学習すればいいと思います。ちなみに、認定セミナーのカリキュラムは以下のようになります。

フットケア講習会内容(日本フットケア学会HPより)