臨床工学技士のパワハラの現状について

落ち込み

パワハラについて

パワハラとは、仕事において上の立場の者が、下の立場の者に対して、職場上の優位性を利用して、業務の適正な範囲を超えて、精神的・肉体的苦痛を与える行為のことをいいます。

臨床工学技士においては、和歌山医科大学の臨床工学技士がパワハラで停職1カ月の懲戒処分を受けたことが有名ですが、臨床工学技士は、病院内でも隔離されているというか、小さな集団なのでそのような問題があっても、公になっていないところが多くあるだけだとおもいます。

パワハラの内容は、以下の6種類に分類されます。

(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
(5)過小な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
<厚生労働省 こころの耳より引用>

実際に、病院内で臨床工学技士が当てはまる場面についてそれぞれの項目について事例を紹介します。

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1.身体的な攻撃

さすがに、暴行を行っている上司はそうそういないと思いますが、殴ったり、叩いたりするのは、パワハラです。また、パワハラだけでなく、立派な障害罪であり、訴えられると刑事事件となります。

2.精神的な攻撃

病院内でのパワハラでは、『精神的な攻撃』これが一番頻度が高いように感じます。

『俺に口答えをしたら給料を上げない』
『俺に逆らったら、評価を最低にする』
『俺に逆らったら、どうなるかわかるだろうな?』
などといった脅し

『おまえは使えない』
『○すぞ』
『アホ、馬鹿、カス』
などといった暴言...

これらは立派なパワハラです。

また、名前で呼ばずに、『こいつ、お前』と呼ぶ人もいます。このようなことをいう上司は育ちが悪いのだと思いますが、これも立派なパワハラです。基本的には、名前に”君”や”さん”をつけて呼ばなければなりません。

3.人間関係からの切り離し

特定の人物にだけ、業務上必要な情報を与えなかったり、挨拶をしても無視をしたり、飲み会に誘わなかったりする行為です。

4.過大な要求

業務上関係のないことの強制とは、『コーヒーを買ってきてくれ』『肩を揉んでくれ』などです。このようなことを言う上司は、意外と多くいます。

また、飲み会の強制なども立派なパワハラになるようです。田舎の病院では、無駄に飲み会が多いのでうんざりすることも多くあります。

『絶対に穿刺を失敗するな』『絶対にミスをするな』『ミスをしたらその業務はもうやらせない』『俺が電話したら、3コール以内に出ろ』などなど、このような、遂行不能な要求もパワハラとなります。

5.過小な要求

仕事を与えなかったり、臨床工学技士なのに、掃除ばかりやらせたり、倉庫の準備など雑用ばかりしかやらせないような嫌がらせもパワハラとなります。

6.個の侵害

これも、臨床工学技士が病院内で小さな組織であるがために良くあるパワハラです。『なんで結婚しないの?』『やせろ』といった、プライベートを必要以上に聞いたりする行為はパワハラです。

まとめ

臨床工学技士は、歴史が浅くて病院内でも臨床工学技士についての研修や、勉強会などが充実していません。

総合病院の看護師であれば、接遇の勉強会や、新人研修、指導者の研修、管理職の研修など、院内できっちりと整備されています。それに対して、臨床工学技士の場合は、そういった研修がない場合が多い為、上司も考え方が偏った方が多いです。

そのような背景からか、パワーハラスメントの頻度が高いと思われます。

看護師であれば、部署内でパワハラがあれば、病院の上層部に訴えることができます。その部署で居づらくなっても、他の部署に移動すればいいからです。また、病院内に居づらくなってもすぐに他の病因の求人があります。

それに対して臨床工学技士の場合は、パワハラがあっても、訴えずらい傾向にあります。上司を告発すれば、部署内で居づらくなります。臨床工学技士は、小さな部署なので移動する部署もありません。

また、病院を辞めるとなっても、総合病院に再就職するのは競争率が高く厳しい傾向にあるからです。

パワハラする上司は、脅さないと部下を従わすことができない人間的な魅力が乏しい人物だと感じます。魅力のある人物では、脅さなくても後輩、部下たちが従ってくれます。

よく、後輩に指導や指示をしても素直に従わない。ということを目にしたり耳にします。それは、相手にももちろん問題があるのでしょうが、自分自身にも問題があります。人は、尊敬している相手や、好きな人の意見なら素直に従います。

あなたの意見や指導を素直に従ってくれない、後輩や部下がいるのは、自分自身に魅力がないからだと思います。

パラハラなどで、精神的に追い込まれている場合は、他の病院に転職するというのも一つの方法だと思います。

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7 件のコメント

  • 先月、パワハラを受けて退職を余儀なくされたひとりです。
    パワハラをした所属長は、ハラスメントをしている自覚なし。むしろ、こんな部下を持った俺が被害者と言う始末でした。
    人事部に被害状況の日記を提出して辞めました。病院から、何の連絡もありません。

    就職もなかなか見つからず…物凄く大変でした…
    裁判…そこでお金と時間を使うのはもったいないし、結局泣き寝入り?
    被害者がこれ以上増えないことを祈るばかりです

    • ふむふむ56さん初めまして。

      パワハラを受けて退職したのですね。大変でしたね。
      やはり、パワハラする上司はどこにいってもいるもんですね。パワハラの対象にならないように、上手く上司に取り入って気に入られたらいいんですが。

      パワハラの対象は一人だけだったのでしょうか?人事部に複数人で訴えれば上司に対して、なにかしらの罰があったかもしれません。

      裁判を起こせば、上司を懲らしめることができるでしょうが、自分自身のうわさも大きくなり、再就職が難しくなると思います。次の職場では、人間関係が良好であればいいですね。

      • takaさん 昨年首になったうちの上司も人事評価背にパワハラ野郎でした。医学的な知識が陳腐な上司でしたが、更にその上司の部長さんのyes manだったので持ち上げてもらったのが実情。visionを持った専門職としての実力も兼ね備えた人材が上司になるべし。医者の部長も不要です。

        • kick back さん コメントありがとうございます。

          人事評価を背景に脅してくるのは、主流のようですね。冗談ぽく言ってきますが、みんなはドン引きしています。あまりパワハラが強すぎたり、ワンマンのトップであると、みんなが委縮して、あたらしい仕事を広げたり、改善したりなどの意見が出しずらくなってしまいます。反面教師としてみるしかありませんね。

  • とある出入業者です。
    大阪府○○病院の臨床工学技士の○○○は、人間として最低の人物です。暴言は当たり前で常に高圧的・威圧的態度で接してきます。パワハラどころの話ではないです。
    後輩たちもできる限り、関わりたくないようで、私たち業者や後輩等の弱い立場にあるものには容赦なくパワハラを行います。
    医師や上司、自分に言い寄ってくる業者には媚を売りますが影ではボロクソに言ってます。
    究極の二面性野郎に、どうかどなたか鉄槌をお願いします。

  • 初めまして。

    2年ほど前、私もパワハラを受け、うつになり1年間休職したのちに退職しました。病院の事務からは何回か話し合いの場を設けて頂きましたが、結局パワハラを行っていた上司とグルの上司を交えてのものであり、こちらの言うことなど聞く耳を持っていなかったようです。退職直前に技師長が提出した報告書を見せてもらいましたが、全て私が悪い、パワハラなど無かったとの記載が。更に病院側は私が仕事ができないせいだと言い出し、結局闇に葬られてしまいました。私の場合は再就職せず、自営業で生計を立てておりますが、当時の10倍以上の月給を稼ぐことができていることが唯一の慰めですし、ささやかな復讐になっているのかなと思います。因みにその当時の上司は、公務員の身でありながら業者に接待を強要し、日中はPCで釣り情報を見ながら菓子を食い漁り、ロクに仕事をしない人です。

    • パワハラがあったということが公の場に出れば、病院全体のイメージダウンになりますので、病院は、加害者のほうをかばうのですね。

      ただ、当時の10倍以上の月収というのが凄いですね。

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