透析関連の新書を紹介します。

本

はじめに

透析室で働いている看護師さんCEさんは透析についての本を買いますか?

私は、毎月クリニカルエンジニアリングと臨床透析などの月刊誌の他に、アマゾンで新書を探して興味があるものを購入しています。毎月1冊でも、購入して読んでいると年間で12冊の本を読むことができるので、全然勉強していない人との知識の差はかなり大きくなります。

また、積極的に透析の勉強をしていると患者さんに対するアドバイスやそれぞれの患者さんに合った治療法のヒントを見つけることができ仕事の充実感も上がります。

今回は、2017年に発売された、比較的新しい透析関連の書籍・月刊誌を紹介します。何か興味があるものがありましたら是非購入してみてください。

新書の紹介

透析ケア

透析ケア5月号は、「「なぜ?」を知って正しい方法を学ぼう! やってはいけない透析手技のうっかり39」という特集です。透析室の日常業務でいろいろな決まりがありますが、なぜこうしているのかとすべて説明できるでしょうか?また、現在の施設でやったらいけない透析手技はしていないと自信をもって言えるでしょうか?

業務の意味をちゃんと理解して仕事をすることは、安全な治療を行ううえで非常に大切です。先輩も1~10まですべて教えてくれるわけではないので、新人さんは積極的にこのような入門書を読むことが大切です。

透析ケア 6月号の特集は、「キホンを押さえれば“うまく”刺せる! 透析看護ビギナーのためのなるほど穿刺塾」です。透析業務でもっともストレスを感じる穿刺について特集されています。4月から透析室に異動したり入社したスタッフは、そろそろ穿刺業務を始める時期じゃないでしょうか?

透析の穿刺の基本を学ぶうえで役立ちそうです。

透析運動療法

透析運動療法―健康長寿を実現するためには、現時点で透析運動療法の書籍で最も新しいです。透析中って、意外と暇というか時間を持て余すことが多いのでその時間を有効に使って透析中に運動療法を始めるのも効果的です。

透析中の運動は、運動不足の解消や透析効率をよくする効果もあります。

血液浄化学(人体のメカニズムから学ぶ臨床工学)

血液浄化学 (人体のメカニズムから学ぶ臨床工学)

この本は、私も非常に興味があり購入しようと考えています。「人体のメカニズムを理解したうえでそれぞれの患者さんに合った血液浄化療法を行うことができるように」ということを目標に作成したようで、代謝のメカニズムや各臓器の疾患メカニズムについて詳しく解説されているようです。

クリニカルエンジニアリング

Clinical E. 2017年5月号 Vol.28No.5 (クリニカルエンジニアリング)

臨床工学技士の唯一の月刊誌のクリニカルエンジニアリングです。5月号は、血液浄化療法の基礎、要点をまとめて紹介されています。

血液浄化療法ハンドブック2017

血液浄化療法ハンドブック 2017

臨床工学技士が透析関連の本を購入する場合、とりあえずコレを買っておけば問題ない。という書籍です。透析技術認定士の講習会テキストや臨床工学技士の養成校の教科書などにも使用されています。

腎と透析

腎と透析 2017年 05 月号 [雑誌]

これも透析関連の月刊誌です。特集は透析医療の進歩ということで、透析療法がどのように発展していっているかを学ぶことができます。

透析療法ネクスト透析患者におけるHCV治療の新たなる展開

透析療法ネクスト〈21〉

透析患者は、C型肝炎の治療が難しいとされていましたが、新薬(ハーボニーなど)の開発などにより、透析患者のC型肝炎も治療しやすくなったようです。透析室には、C型肝炎の患者さんは、比較的多いと思いますが今後どのように治療したらいいかなど参考になります。

最新アミロイドーシスのすべて

最新 アミロイドーシスのすべて 診療ガイドライン2017とQ&A

透析アミロイドーシスについての専門書です。透析アミロイドーシスについて1冊分も書くことがあるのか?と私は思いますが、これを読めば施設内で誰よりもアミロイドーシスに詳しくなれると間違いなしです。

電子工作の職人技

電子工作の職人技

こちらは、現役の臨床工学技士が執筆した電子工作の本です。筆者は、趣味の電子工作の知識を生かして院内の医療機器の修理や点検道具を自作しています。臨床工学技士が書いた本だけに、臨床工学技士の臨床に役立つ電子・電気の知識が学べます。学生さんにもお勧めです。

まとめ

自分が学んだことを生かして誰かに貢献できると、仕事に対する充実感はどんどん上がると思います。Amazonなどで検索するとたくさんの面白そうな本が見つかりますので是非探してみてください。