透析関連の新書を紹介します。

本

はじめに

2017年6月頃に発売された、新しい透析の本を紹介します。

クリニカルエンジニアリング

臨床工学技士唯一の月刊誌がクリニカルエンジニアリングです。2017年6月号の特集は、『医療機器の院内教育の実際と課題』と『透析量を正しく評価しよう』です。

・生体情報モニタ
・輸液ポンプ
・人工呼吸器
・除細動器
・手術室で使用する機器,設備

特集1では、上記5つの項目について院内教育の実際と課題について紹介しています。

病院では、専門性の高い機器について、研修を実施するように義務つけられています。それらの研修を開催する技士には非常に参考になる内容になっていると思います。

特集2では、透析前後の採血値から透析量を評価する方法が紹介されています。

Amazon⇒Clinical Engineering. 2017年6月号 Vol.28No.6

透析ケア

透析ケアは、透析初心者のために臨床に役立つ技術・知識を紹介する月刊誌です。6月号の特集は『透析看護ビギナーのためのなるほど穿刺塾』です。

全ページにわたって穿刺について、解説しています。穿刺から抜針・止血までの基本手技から、さまざまな形状のシャント血管に対する穿刺方法のコツが紹介されています。

4月から新しく透析室に配属になった技士・看護師は、そろそろ穿刺業務を始める時期ではないでしょうか?穿刺技術を少しでも早く上達するためにも本書は非常に役立つと思います。

Amazon⇒透析ケア 2017年6月号(第23巻6号)

臨床透析

臨床透析は、透析について最新の動向や論文などを紹介している月刊誌です。医師を対象とした内容が多いですが、6月号は、技士・看護師にも興味深い内容が充実しています。

6月号の特集は、『創造する透析医療―新たなmodalithへの期待と課題』となっており、透析に対する新しい治療や最新の動向がたくさん紹介されています。

「週2回の通常透析に週1回オーバーナイト透析を加えると何がかわるのか?、レーザー血流系の利用によって透析低血圧は未然に回避できるのか?、透析患者のHCV感染は治療することができる」などなど興味惹かれる内容で充実しています。

Amazon⇒臨床透析 2017年 06 月号 [雑誌]

腎と透析

腎と透析は、医師(腎臓内科医)を対象とした月刊誌です。6月号のタイトルは、「身近な不摂生と腎障害」です。食生活の偏り、生活スタイルに対する腎障害の関連性について専門的に解説されています。

Amazon⇒腎と透析 2017年 06 月号 [雑誌]

透析スタッフの為のバスキュラーアクセス超音波検査

こちらも、6月に発売された新しい書籍です。初めてエコ―を使う透析スタッフを対象として易しく解説しています。エコーの基本的な使い方から、エコーガイド下穿刺についてまでオールカラーで紹介しています。

これから技士によるシャントエコーを始めようと考えている施設はとても参考になると思います。

Amazon⇒透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査

電子工作の職人技

コチラの本は、透析の本ではありません。電子工作の本です。こちらでも詳しくレビューしています。

臨床工学技士の電気電子の復習や、趣味としても非常に楽しい工作が満載なのでお勧めです。

Amazon⇒電子工作の職人技

まとめ

梅雨に入って、外出しにくい時間が増えてきました。そういう時は、室内でゆっくりと読書したり、勉強してみてはどうでしょうか?私も、最近だらだらする時間が多くなってきたので心機一転、心電図検定でも受験してみようと思っています。