平成28年度改定の診療報酬改定でダイアライザの分類が変わる!?

ダイアライザの区分

平成28年度改定のダイアライザの区分

平成26年度の診療報酬では、血液透析(HD)に使用されるダイアライザは、β2-MGのクリアランスにより、Ⅰ型~Ⅴ型に分類されていました。

<平成26年度の分類方法>
Ⅰ型・・・10%以下
Ⅱ型・・・10~20%
Ⅲ型・・・30~50%
四型・・・50~70%
Ⅴ型・・・70%以下

上記のように、β2-MGのクリアランスが高いほど、数字が大きくなります。

また、膜のサイズにより償還価格も分類されていました。(参照:平成26年度のダイアライザ償還価格について

平成28年度の診療報酬改定では、これらの分類方法が大きく変わります。ダイアライザの分類方法は以下の画像のようになる予定です。

ダイアライザの区分

β2-MGのクリアランス及び、アルブミンの漏出量により4つに分類されます。

従来は、分子量11800のβ2-MGまでの物質の除去を目標としていましたが、近年は、on-lineHDFの発展とと共に、さらに大分子(α1-MG)までの領域の蛋白を除去することの有効性が証明されました。これらの理由で、このような新しい分類方法になったのではないかと考えられます。

ちなみに現在臨床の現場で使用されているダイアライザの多くは、新しい区分では、Ia型に分類されます。これにより、ダイアライザの償還価格は以前より低下するといわれています。

 

その他に、現在on-lineHDFの診療報酬が時間により分類されていないので、今回の診療報酬改定で、時間で分けられるのではないか?と個人的に考えていました。しかし、何も耳に入ってきません。実際のところどうなるのでしょうか??