透析関連のいろいろな研究会を紹介します

学会
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透析の研究会とは

日本国内において透析関連の学会や研究会は、たくさんあります。研究会と学会の違いについては、学会の規模が小さなものが研究会で、大きいものが学会と理解しておいたので差し支えありません。

研究会では、透析においてさらに分野を絞った研究がされています。興味がある分野があったら是非参加してみてください。今回は、研究会に絞って紹介します。

 

分野に特化した研究会

長時間透析研究会

長時間透析研究会では、長時間の透析の有効性について研究している研究会です。『長時間透析とは、週18時間以上の透析を実施すること』と定義されています。

一般的に実施されている血液透析は、週に3回、1回4~5時間が一般的です。透析時間が長い方が生命予後がいいということは、現在では常識となっています。

ただし、コストの問題により、実施はなかなか困難です。研究会に参加することで、どうすれば長時間透析を導入することができるかなどを学ぶことができるかもしれません。

学術大会については、2015年11月22日(日)に東京の都市センターホテルにて『第11回長時間透析研究会』の大会が開催されます。

長時間透析研究会のホームページ

 

ハイパフォーマンス・メンブレン研究会

ハイパフォーマンス・メンブレン研究会は、高性能透析膜の使用と臨床効果に関する調査研究と次世代人工腎臓のためのシステムと関連諸機器の開発などを推進することにより、医療の向上に寄与することを目的としています。
(ハイパフォーマンス・メンブレン研究会HPより)

オンラインHDFでがんがん補液したり、一回の透析でのアルブミン漏出量が10gを超えるような、透析療法を施行したりなど、かなりアクティブな治療法の研究が行われています。

当研究会の事務局は、徳島県にあります。徳島県の川島病院という施設では、ハイパフォーマンスなオンラインHDFが実施されていることで有名です。

今年の学術大会は終わってしまいました。次は、平成28年3月12(土)・3/13(日)に実施予定となっています。

ハイパフォーマンス・メンブレン研究会のホームページ

 

透析運動療法研究会

透析運動療法研究会では、透析患者の健康寿命を伸ばすことを目的として、透析患者に対する運動や筋肉トレーニングなどによる有効性などについて研究している研究会です。

透析患者は、同年代の非透析者と比較すると持久力や下肢筋肉が弱っていることが報告されています。運動療法により、透析患者の寝たきりや、介護を予防してQOLを上昇させることを目指しています。医師・看護師・臨床工学技士以外にも、理学療法士などの参加者が多くいます。

第6回研究大会は、2016年2月28日(日)に岐阜県大垣市の大垣フォーラムホテルで予定しています。

透析運動療法研究会のホームページ

 

日本腹膜透析研究会

日本腹膜透析研究会は、現在では日本腹膜透析医学会と名称変更されました。当学会では、COPDすなわち腹膜透析に対して研究している学会です。日本におけるCOPDは全透析の5%以下なので、通常の透析学会では、研究の報告数が少ない傾向にあります。COPDについて最新の研究を学びたいなら日本腹膜透析医学会に参加してみてください。

ちなみに第21回日本腹膜透析医学会の学術集会の予定は、2015年11月28(土)~29(日)仙台国際センターを予定しています。

日本腹膜透析医学会のホームページ

 

日本HDF研究会

日本HDF研究会では、HDFについての有用性について研究している研究会です。HDFの治療条件や膜の種類による毒素の除去量除去率など性能評価に対する発表がたくさん行われます。HDFの条件設定や膜の選択について勉強したい方は是非参加してみてください。

今年の第21回学術大会は、2015年9月26日(土)~27日(日)に熊本県にて実施されました。

日本HDF研究会のホームページ

 

在宅血液透析研究会

在宅血液透析とは、自宅にて血液透析を実施する治療法です。好きな時間に治療が行えたり、長時間透析を導入しやすい極めて有益な治療法です。ただ、診療報酬の問題などで実施しても病院の収益が少ないことや、安全上の問題があるためいまいち浸透されていません。

第18回在宅血液透析研究会は、2015年7月11日(土)12日(日)に岐阜県高山市文化会館にて実施されました。

在宅血液透析研究会のホームページ

 

まとめ

その他にも、各県単位での透析研究会などたくさんの透析研究会が開催されています。研究会に参加するメリットは、最新の情報を得られることと、仕事に対するモチベーションを上げることができることです。

書籍の場合は、発行まで準備や手間がかかるため、最新の書籍でも、搭載されている内容は、約5年程度遅れているといわれています。最新の知識を得るには、学会に参加するか論文を読むことです。

また、研究会や学会に参加することで、他の施設で頑張っている同業者と話したり、発表を聞いていると、自分も刺激されて、頑張ろうという気持ちになれます。

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