人が仕事を選ぶのではなく、仕事が人を選ぶ。臨床工学技士の仕事に満足していますか?

今の仕事に満足しているか?

最近読んで印象に残った本に、児玉光雄さんの「いまの仕事でいいの?と思ったら読む本」があります。この本の中で特に印象に残った文章が『人が仕事を選ぶのではなく、仕事が人を選ぶ。』という言葉です。私は、臨床工学技士として、総合病院、透析クリニックと勤務してきましたが、周りの人間や自分自身のことについて考えてもこの言葉は非常に的を得ていると思います。

今回は、臨床工学技士として病院勤務している人で「いまいちやりがいを感じられない、このままでいいのか?」と考えている人に個人的な考えを紹介します。

仕事選びの重要性

人生で仕事に費やす時間は、非常に長く、仕事=人生 と言っても過言じゃありません。仕事は、生活するためのお金を稼ぐだけでなく、仕事を通して様々な課題や問題を解決することで人間的な成長にも大きく貢献します。充実した、ライフスタイルを送るには自分が好きで、やりがいを感じられる仕事を選択することが重要です。

そして仕事を選ぶ上で、もう一つ大切なことは、「自分が得意なことを仕事に選ぶ」ということです。好きで、得意な仕事を適職あるいは、天職と呼んだりします。

病院で働く同僚・上司・医師で、「仕事好きなんだな~、そして技術・思考がすごい」と感じる人を数人見かけたことがあります。こういうのを天職というのだろうな。と感じると同時に、このような人には、自分のように生活の為にしょうがなく仕事をしている人は絶対にかなわないと感じました。前の職場の上司は、仕事は趣味だと言っていました。好きで楽しいので何時間していてもほとんど疲れない。ストレスフリーと言っていました。

ちなみに得意な仕事というのは、そんなに頑張っていないのに、周りの人に勝ってしまう。少し練習しただけで簡単にできてしまう。という仕事、自分の生まれつきの長所(能力)に適した仕事です。

逆に、苦手な仕事というのは、頑張ってもなかなか成果が上がらなかったり、どんなに努力しても平均的な成果が上がらない仕事です。その仕事を、一生続けるのであれば、その苦手な部分を平均的なラインまで克服しなければなりません。ただ、苦手な能力を磨いても、そこの成長度は、知れています。苦手を克服するのではなく、自分が得意な能力が生かせる仕事を選んで、長所を磨くほうが、伸びしろがあり、社会に貢献できると思います。

苦手な仕事をすると迷惑をかける

自分自身について最近思うのですが、苦手なことを仕事に選ぶと周りの人に迷惑をかけるということです。苦手なことを仕事に選んで自分の評価が低くなるだけならいいのですが、みんなに迷惑をかけてしまいます。

例えば、透析業務は、「手先が不器用で穿刺が下手、コミュニケーションが苦手、集中力がない、おおざっぱでミスが多い」という特徴を持つ人は、不適任だと思います。(全部当てはまるとどんな仕事も向かないと思いますが・・・)

患者に不快な思いをさせたり・危険にさらしてしまう心配があります。同僚も、フォローが大変でストレスを与えてしまいます。これらの短所が数年頑張っても解決しないのであれば、自分に合った他の分野を探したり転職を考えるべきだと思います。

実際に、その職業が自分に向いているか向いていないかは実際にやってみないと分かりません。私は、営業や事務などの分野は向いていない。技能系の職種が向いていると感じてCEになりましたが、実際に働いてみると全然向いていませんでした。現在は、本職以外にプログラムやweb関係の勉強をしながら独立を目指していますが、そっちのほうが成長が早く、成果の上がり方が断然違います。

適職を探す

臨床工学技士の中には、充実した仕事をできている人が大勢いる一方、現在の仕事に満足できていない人もたくさんいると思います。そういった場合は、病院内でも他の分野にチャレンジしてみるのがいいと思います。臨床工学技士の仕事は、透析・心カテ・ペースメーカー・OP室・内視鏡・ME機器管理・人工心肺・高圧酸素療法・呼吸器・ICUなど非常に幅が広く、分野により、自分の長所が生かせる場所が見つかるかもしれません。

臨工の求人は、減りつつありますが求人紹介会社に登録すると、丸投げで求人病院を探してもらえます。

病院の臨床業務以外にも、医療機器メーカー・医療機器卸会社・治験コーディネーター・技士の学校講師・医療雑誌の編集者などの求人も見かけます。

人間関係に嫌気をさして、雇われて仕事をするのが嫌という人は、アフィリエイト、起業、クラウドソーシングによるフリーランサーとして稼ぐ方法もあります。これからは、多くの企業で副業も容認されていきます。現在の仕事をつづけながら、新しい可能性を探してみるのも有効です。

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2 件のコメント

  • いつも楽しく読ませて頂いてありがとうございます わかりやすくて為になっています
    質問なんですが
    α1mgはなぜ除去率でほとんどの施設は表しているのでしょうか?
    あるブログで 
    除去率10%から効率を上げて除去率40%になっても 透析前値は 120mg/L台から 110mg/L台 約10mg/L程度しか下がりません。
    透析前値では 大したことではないけど 除去率では 大違い
    と書かれているのは なぜでしょうか?教えて下さい

    • α1mgやB2Mgなどは、患者さんによて血液中の濃度が異なります。同じ条件で透析しても、もともとの値が高いほうが除去量が多くなります。したがって、除去率で表したほうが透析前値の影響を受けずに比較できるからではないでしょうか。

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