平成26年度改定の血液浄化療法の『処置料と材料価格』についてまとめました

今回は、血液浄化療法の処置料材料価格についてまとめました。これらは、2年に1度改定されます。現在は、平成26年度の改定版が最新になります。

処置料は、これらの血液浄化療法を実施した時にもらえる点数で、材料価格はこれらの材料を使用した場合にもらえる材料の費用です。それでは、さっそく紹介します。

血漿交換療法(PE)

処置料

4200点

材料費

血漿交換用血漿分離器<プラズマフローOP> 29100円
血漿交換用血漿成分分離器<カスケードフローEC> 24500円
血漿交換療法用特定保健医療材料
(1)血漿交換用ディスポーザブル選択的血漿成分吸着器(劇症肝炎用)
<プラソーバBRS> 71600円
(2)血漿交換用ディスポーザブル選択的血漿成分吸着器(劇症肝炎用)
<イムソーバ・イムソーバTR> 88900円

解説

血漿交換療法では、基本的に2つのフィルターが必要になります。1つ目のフィルターで血液から血漿成分を分離して採り出します。そして、2つ目のフィルターである血漿交換用血漿成分分離器で、血漿中の成分をさらにふるい分けて除去して、奇麗な血漿を補充します。(血漿交換療法)または、血漿交換用ディスポーザブル選択的血漿成分吸着器で血漿中の毒素を吸着します。(血漿吸着療法)

吸着式血液浄化法(DHP)

処置料

2000点

材料価格

吸着式血液浄化用浄化器(肝性昏睡用又は薬物中毒用)<ヘモソーバCHS> 131000円
吸着式血液浄化用浄化器(エンドトキシン除去用) 347000円

解説

吸着式血液浄化法は、血液をそのまま浄化器に流して、浄化器で毒素を選択的に吸着する方法です。回路が単純であるため、プライミングは容易です。

血球成分除去療法(DHP)

処置料

2000点

材料価格

白血球吸着用材料(一般用)<セルソーバE(型式EX)、セルソーバ> 123000円
白血球吸着用材料(低体重患者・小児用)<セルソーバE(型式EI)> 128000円

持続緩緩式血液濾過(CHDF、CHD、CHFなど)

処置料

1990点

材料価格

持続緩徐式血液濾過器<エクセルフロー、CHなど>①標準型 26500円
持続緩徐式血液濾過器<セプザイリス>②特殊型 28500円

胸水・腹水濾過濃縮再静注法

処置料

3470点

材料価格

腹水濾過器、濃縮再静注用濃縮器<腹水濾過器AHF-MO、腹水濃縮器AHF-UP>64100円

解説

胸水・腹水濾過濃縮再静注法では、2つのフィルターを使用します。1つめのフィルターで、腹水中のウイルスやゴミなどを除去します。そして、2つ目のフィルターで余分な水分を除去して腹水を濃縮します。

まとめ

血液浄化療法で使用される、処置料と材料費は上記のようになります。材料費や処置料も年々下げられている印象があります。確かに、血液浄化療法の材料価格は高すぎると思います。

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