臨床工学技士の就職活動について(求人の探し方)

空を見上げるサラリーマン

はじめに

臨床工学技士の最終学年では、国家試験就職活動が一番の悩みだと思います。私の場合は、「総合病院がよい。急性血液浄化の業務がしたい。できれば地元がいい。公的な病院がいい」など、希望の条件が多かったため、よけいに希望の病院に就職できるかという心配が大きかった記憶があります。

国家試験に関しては、毎日コツコツと勉強をしていれば基本的には心配ないと思います。就職の場合は、運やコネなどにも大きく左右されます。自分の希望する病院から必ず求人があるとは限りませんし、大きなコネを持っている人が一緒に入社試験を受けていると、そちらの人がたいてい採用されてしまいます。

したがって、運の影響が大きい分、いいなと思う求人があれば、どんどん応募することが大切です。数を打てば採用される確率も増えますし、面接などにも慣れてきます。ただ、それだけでなく面接の態度や、受け答え、人間性なども大きな参考要因なのでできる限りの努力は必要です。今回は、臨床工学技士の求人をどのように探すかについて、紹介します。

 

MEの求人の探し方

・学校にくる求人

臨床工学技士の学生の多くが利用する求人の探し方が、学校に問い合わせてくる求人だと思います。これは主に、新卒を募集している病院が利用します。この場合は、病院はたいてい全国のME養成の専門学校、大学などに連絡しているので人気のある病院では、就職試験の競争率が高い傾向にあります。

・病院のHPに搭載される求人

病院のホームページに直接、求人案内についての募集を搭載する場合もあります。就職希望の病院がある場合は定期的にHPをチェックするといいと思います。また、電話などで直接、今年は求人が出るのかを聞いてみるのもいいと思います。ただ、電話の態度は礼儀をわきまえてかけるように注意しましょう。

・職安で求人を探す

職安でも臨床工学技士の求人は出ています。ただ、年中求人が出ている病院は、定期的に人が辞めているということで、待遇が悪かったり、強烈な人がいたりなど、なにかある場合が多いので注意が必要です。

・口コミ、知人の紹介

知人に、技師長、看護師長、医院長など知り合いがいると、今年は求人が出るよ。と教えてもらえたりします。また、病院内でも地位の高い人であれば、推薦してもらえたりするので就職試験で有利になります。このような、知り合いを作るには、学生のうちでも積極的に地域の技士会の学術大会、セミナーなどに参加して見るといいと思います。

・MEの求人紹介会社を利用する

私は、学校での先生に嫌われており学校にくる求人をなかなか紹介してもらえませんでした。そこで、自分でHPで探したり、求人の紹介会社を利用しました。求人の紹介会社を利用すれば、毎日病院のHPを確認したり、職安の求人ページを探したりなどの手間がかかりません。登録して、「希望の業務内容、地域、病院規模、給料」などを伝えておくと、条件に合った病院をピックアップしてメールや電話で教えてくれます。
その為、自分で探す労力がかなり少なくなり、病院実習や国家試験の勉強に集中して取り組むことができます。

 

最後に

臨床工学技士自体の業務内容が広がってきており、以前にくらべて透析クリニック以外にも、総合病院での求人の割合も増えてきていると感じます。ただ、給料が良くて、人間関係も良い、公的病院、心肺の業務ができて、正社員で、などなど、全てがそろっている病院は、ありません。

何か、これだけはというものを1つ2つ満たしている病院を積極的に受けてみるといいと思います。特に、新人や若いうちは、正社員や、給料、地域にこだわらないで、たくさんの経験を積んだり、積極的に学術発表などをしている病院に就職するといいといいと思います。実力をつけた後に、地元に帰ったり、引き抜かれたりして好条件で転職できたということも多く聞きます。