『臨床工学技士のためのバスキュラーアクセス日常管理指針 初版』が公開されました

バスキュラーアクセス管理研修会の開催

日本臨床工学技士会から、「第1回バスキュラーアクセス管理研修会」の案内書が届きました。詳細

それによりますと、バスキュラーアクセス管理の指針が完成したので、その内容についての説明会を開催するというものでした。

ちなみにバスキュラーアクセス管理の指針は、臨床工学技士のVA管理の業務を明確に記した指針です。

動脈表在化の穿刺や、返血側に末梢の静脈を穿刺したり、シャントの超音波エコーを行ったりなど、それら技士の免許で行うことが可能なのか?という疑問が現場で起こっていました。

それらを明確化にして、適正にVAの管理を行うためにこの指針が作成されました。

作成された指針についてですが、ホームページ上で公開されています。

臨床工学技士のためのバスキュラーアクセス日常管理指針 初版よりご参照ください。

指針は長々と書かれているので、穿刺業務指針を抜粋して紹介します。

臨床工学技士の穿刺業務を以下の通り規定する

1.医師の指示のもとに行われる。
1-1.一連の治療開始業務に含まれる。
2.血液浄化療法を目的とした体外循環を施行するために穿刺を行う。
3.血液浄化用に作製、造設された血管の他、図1に示す四肢の表在静脈に対し穿刺を行う。
・やむを得ずVA肢以外の四肢表在静脈に穿刺する場合は医師の具体的な指示を得ること。
・日常的にVA肢以外の四肢表在静脈を使用することが必要な場合は継続支持も可とする。
4.必要な場合エコーガイド下穿刺の実施が考慮される。

上記のとおり、『血液浄化用に作製、造設された血管の他、図1に示す四肢の表在静脈に対し穿刺を行う。』と記述されており、内シャント・AVグラフト・動脈表在化に加えて、四肢の末梢静脈にも穿刺が可能と明確に記述されました。

超音波エコーの使用についても、法令の解釈の上で問題ないことから使用可能と記述されています。