水虫治療と予防法について

はじめに

みなさん水虫になったことがありますか?

私は、子供のころに角化型足白癬というものになったことがあります。これは、足の皮が固くなり皮がむげるタイプの水虫です。このように、水虫にはいろいろな種類が存在します。

今回は、水虫について基本的な知識を紹介します。

水虫の種類は?

水虫のことを医療用語で白癬(はくせん)といいます。白癬は、カビの一種で皮膚の一番外側の角層に感染して水虫を起こします。また、足白癬には「趾間型白癬、小水疱型足白癬、角化型足白癬」の3つのタイプがあります。

趾間型白癬

足の指の間が白くふやけたり、皮がむける。

小水疱型足白癬

足の裏に小さな水泡ができる。

角化型足白癬

足の裏の皮膚が固くなりひび割れを起こします。かゆみがほとんどないのが特徴です。

足以外の白癬感染

白癬菌は、足以外にも感染します。感染する部位により呼び方が変わります。

頭部・・・頭部白癬、しらくも
胴体・・・体部白癬、たむし、ぜにたむし
手・・・手白癬
陰部・・・陰部白癬、いんきんたむし
爪・・・爪白癬

日常生活の注意点

白癬菌は、ジメジメした高温の場所を好みます。そのため、日ごろから足を乾燥させるように努めましょう。靴下は、通気性の良い木綿性のものを履いて靴を長時間履き続けないように努めます。可能であれば、靴よりスリッパを履くといいです。風呂に入ったときは、足の指の間まで石鹸を使って丁寧に洗います。洗った後は、十分に水分を拭き取って乾燥させるように努めます。

水虫の薬の使い方

水虫の薬は、基本的には塗り薬が処方されます。塗るときの注意点としては、症状が出ている範囲より広めに塗るのがポイントです。皮膚の奥深くまで、菌が入ってしまった場合や塗り薬だけでは治療が難しい場合は、飲み薬を処方されることもあります。

その他、足に酢をつけたり、熱い砂の上をあるく民間療法をよく聞きますが、これらは皮膚の表面の白癬に効果があっても、角層の奥深くにいる白癬には効果がありません。また、これらの方法は皮膚を刺激して症状を悪化させる恐れもあります。水虫が疑われる場合は、病院を受診することを推奨します。

水虫の感染予防

白癬菌は、足から剥がれ落ちた皮膚の中で生き続け、他の人にうつってしまうことがあります。じゅうたん、床は掃除機で定期的に掃除する必要があります。また、水虫の人が使用したスリッパやタオルなどは白癬菌が付着して、そこから他の人に感染する恐れがあります。履物やタオルは共用しないようにしましょう。

公共の場での足拭きマットなどから水虫が感染する恐れもあります。そのような施設を利用した後は、帰った後は念入りに足を洗いましょう。

まとめ

水虫は、治療しても直ぐには治りにくい病気です。治療は焦らずに根気よく続けることが大切です。

 

(参考文献)

鳥居薬品 一)さあ始めよう水虫治療 (帝京大学医学部皮膚科教授 渡辺晋

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