エポジンからネスプの切替え方法

試験管

ネスプとは?

ネスプとは、協和発酵キリン株式会社が製造・販売している造血ホルモン剤です。ネスプというのは商品名であり、正式名称は『ダルべポエチン アルファ』といいます。

ネスプの特徴としては、従来の造血ホルモン製剤(エポジンα,エポジンβ)と比較すると、半減期が長いことがあげられます。エポジンでは、週に2回または3回と、投与しなければならなかったのが、ネスプでは週に1回や2週間に1回の投与で同様の効能を発揮することができます。(ネスプの詳細参照)

販売開始時は、透析患者にしか認められていませんでしたが、現在では、保存期慢性腎臓病患者にも認められるようになりました。投与回数を減らすことにより、準備や注射するスタッフの労力の軽減や、注射される患者の苦痛の削減にもつながります。

 

ネスプに切り替える手順

従来のエポジンからネスプに切替える際の、投与量について紹介します。「エリスロポエチン製剤が週2回あるいは週3回投与されている患者」と「エリスロポエチン製剤が週に1回あるいは2週に1回投与されている患者」で計算方法が異なるので、分けて紹介します。

エリスロポエチン製剤が週2回または週3回投与している場合

現在、週に2回以上エポジンを投与している場合は、1週間分のエポジンの投与単位数を合計します。合計したエポジンの投与量を下記の表に照らし合わせて、初回投与量を決めます。投与回数は、週に1回から開始します。

エリスロポエチン製剤が週1回または2週に1回投与している場合

エポジンを週に1回や2週に1回など、投与頻度が低い場合は、2週間分のエポジンの投与単位数を合計します。合計したエポジンの投与量を下記の表に寺師早生手、初回の投与量を決めます。投与回数は2週間に1回より開始します。

切替前の投与量合計 成人の場合
3000 IU未満 15μg
4500 IU 15μg
4500 IU 20μg
6000 IU 30μg
9000 IU 40μg
12000 IU 60μg

 

ネスプの豆知識

ネスプって何から製造しているか知っていますか?

従来のエポジンαやエポジンβは豚や牛の腸を原料としていました。それに対して、ネスプはチャイニーズハムスターの卵巣を原料にしているそうです。チャイニーズハムスターは、中国などアジア園に生息しているハムスターであり、体調9~12cm、体重30g程度です。

チャイニーズハムスター

https://ja.wikipedia.org/wiki/チャイニーズハムスターより

性格も穏やかであり、ペットとしても普通に飼われているそうです。

確かに、かわいいですね。

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