先延ばしする理由と改善法について

寝る男

先延ばしがどうしても治らなくて、苦労している人って多いですよね。期限ぎりぎりまで、行動できずに直前になって徹夜して、『もっと早めにしておけば良かった。』とその時は思いますが、いつまでたっても治らず同じことの繰り返しとなります。

なぜ、人は先延ばしをしてしまうのでしょうか?先延ばししてしまうには、科学的に理由があるそうです。今回は、認知療法の第一人者である、精神科医のデビッドD.バーンズによる、人が先延ばしをする理由について簡単にまとめたので紹介します。

 

先延ばしの理由

やる気が出るまで行動しない

先延ばし主義者は、やる気がでてから行動しようと思っています。しかし、仕事・勉強など憂鬱なことは、待っていてやる気が出てくることはありません。行動しているとやる気が出てくるというのが普通のことです。

試験勉強など、やる気がなくても、しぶしぶ始めていると少しずつやる気が出てきます。そして、やる気がさらなる行動につながるといわれています。

✖やる気→行動
○行動→やる気
行動→やる気→さらなる行動

成功している人は苦労していないと思っている

先延ばしする人は『生産性の高い人は、挫折・失敗なしに自己の目標を簡単に達成している。』と思い込んでいます。

『人生は楽であるべきで、自分は他の人といさかいを起こすべきでない。』という考えがあると、困難に出くわすと、何かが間違っているという結論に達して、物事を投げ出してします。このような、フラストレーション(ストレス)の耐性に低いのが先延ばし主義者には多くいます。

生産性の高く成功している人でも、困難にでくわすが、その人たちは困難に対する対処方法を身につけており、次々と困難・トラブルを対処しながら成果を出しています。

 

失敗することへの恐怖

先延ばし主義者は失敗するリスクより、何もしないことを選んでしまいます。失敗することを過度に恐れている人は、自分の自尊感情が業績に基づいた人だそうです。

自尊感情とは、自分に価値があり尊敬されるべき人間であると思える感情です。

業績が自尊感情に対する影響影響が強い人の場合は、学校の試験で高い点数をとったり、仕事で成功してお金を得ることが人生においてもっとも価値のあることと思っています。そういう人は、行動が慎重になりすぎて先延ばしをしてしまうようです。

 

完璧主義

日本人は、真面目で完璧主義者が多いといわれています。ただ、世の中には完璧(完全)という物は存在しません。あまりにも、完全・完璧を求めるとプレッシャーやストレスが大きくなり身動きが取れなくなります。

確かに、高い水準を求めて努力することは大切ですが、病的に完璧を求めると、体が硬直して身動きがとれなくなります。

欲求水準を下げて、リラックスすることにより生産的になれるといわれています。

 

報酬欠如

やる気を生じさせる一番大切なのが、自分がおこなうことに興奮と満足を感じることです。何かを成し遂げたときに、『よくやった。自分は頑張れた。』と自分で自分を褒めることが大切です。

生産的な人はこの行動が自然に行えています。逆に、先延ばし主義者は、何かを成し遂げたとしても『大したことがない、当たりまえ』と自分を褒めることができません。

大人になると他人から褒められることはほとんどなくなります。自分で自分を褒めてねぎらってやることが大切です。

 

まとめ

上記の先延ばしをする理由を読んでみてどうでしたか?

先延ばしする人は、自分に当てはまる行動がたくさん見つかったのではないでしょうか。私自身も先延ばしする癖が物心をついたときからあります。

先延ばしするには、科学的な理由があります。それらの理由を理解して、一つ一つ意識して改善することで先延ばしする悪習を絶つことにつながります。次回は、認知行動療法を使った実際に先延ばしを改善する具体的な方法を紹介しますね。

(参考文献・引用)
フィーリングGoodハンドブック

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