臨床工学技士業務のタブレットパソコンの活用について

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臨床工学技士の業務に、タブレット型パソコンが広く持ち入れれるようになってきました。点検のマニュアルを入れたり、点検記録結果を入力したり、デジカメの代わりに使ったりなどさまざまな活用法があり、学会でもさまざまな活用方法が報告されています。今回は、タブレットパソコンの活用方法と、どのようなタブレットパソコンを選べばいいのかを簡単に紹介します。

タブレットパソコンの活用

タブレットパソコンの活用方法の一例を紹介します。

・点検マニュアル

臨床工学技士は、さまざまな機械のメンテナンスを行います。マニュアルを紙などで置いておくと、場所をとるし、必要な時に探す手間があります。タブレットにデータを入れておけば、必要な時に検索してすぐに確認することができます。

・取扱説明書

分厚い取扱説明書なども、PDF化してタブレットに入れておくと、いつでも確認することができます。取説は、すぐになくなりやすく、保管場所もばかになりません。データ化しておくといつでも取り出せるので便利です。

・点検記録の入力

日常点検や定期点検の記録もタブレットに直接に入力することができます。excelやファイルメーカで作成したソフトに直接入力すると、あとからデータを集計したり、保管したりするのに便利です。

・写真撮影

タブレットでは、写真を撮影できるのが意外と便利です。状況を報告したり、記録したりするのにデジカメを持ち運ぶ手間が省けます。

タブレットの選び方

私は実際に、主要な3メーカーのタブレットを趣味で所有しています。それを踏まえてそれぞれのメーカーのタブレットの特徴について簡単に紹介します。

・OS

アップル

【長所】

  • カッコいい
  • ファイルメーカが対応(無料で○○が動く)カメラが高性能動作もスムーズ
  • バッテリでの動作時間が長い。

【短所】

  • SDカード、USBメモリなどの外部メモリが使えない。その為、タブレットにPDFなどのデータを入れたい場合は、パソコンと接続して、iTunesというソフトを利用しなければならない。
  • 普段windows使っているので、使い方がわからない。
  • 値段が高い
  • 文字変換が、イラつく。漢字変換がバカ。
  •  端末の選択肢が少ない。
  • 個人的にアップル嫌い・・・

windows

【長所】

  • 使い慣れている
  • windowsのソフトが使える
  • フリーソフトがたくさんある。
  • 安いのから高いのまで豊富なタブレットの種類
  • パソコンとして使える。

【短所】

  • 他のOSのタブレットと比べて重量が重い。
  • 指タッチだけでは使いずらい。(ペンがないと細かな操作がしずらい)たとえば、ソフトを終了させる場合、画面右上の?をクリックする必要があるが、7~8インチタブレットでは、小さすぎておしずらい。

アンドロイド

【長所】

  • 軽いものが多い。
  • タブレットの種類が豊富。
  • 比較的安価なものが多い。

【短所】

  • ソフトが少ない。
  • 文字変換がwindowsと比べると、いまいち。

・液晶サイズ・重さ

【7インチ】

7インチのタブレットは、アンドロイドとwindowsから発売されています。このサイズのタブレットは、2万程度出せば比較的高性能の端末を購入することができます。ただし、このサイズでは、ワードで作成したマニュアルなどを、まるまる1ページに表示すると、文字が小さすぎて拡大しなければ読みずらいです。

特に、windowsでは、細かなボタンの操作が多いので、7インチタブレッドはお勧めできません。インターネットをしたり、youtubeを見たり、電子書籍を読んだりなどプライベートで活用するのに適したサイズです。

【8インチ】

8インチ程度から、業務で使用するのに適したサイズと言えます。
8インチの端末は、すべてのメーカーから発売されています。このサイズは、iPad mini2で340g、androidで270~430g、windowsで330~500g程度と軽量・コンパクトで片手で持っても苦になりません。

windowsでは、8インチ以下のタブレットにはOSが無償で提供されるようになった為、2~3万円程度で、Word,Excel付の端末が2~4万円で購入することができます。

特に、windowsの8インチタブレットで売れているのがWN891です。8.9インチとやや画面サイズも大きく、また、bluetoothで接続できる、キーボードも付属でついてきます。おまけに、office(Word、Excel)もついて2万円後半で買えるので超おすすめです。タブレットの売り上げランキングで1位になっています。

【10インチ】

10インチになると、価格もドーンと跳ね上がります。怪しい中華のタブレットを除けば、最低5万円くらいから始まります。ただ、PDFに返還したマニュアルをまるまる1ページに表示して読むには、最低10インチの液晶サイズは必要です。

重量は、最軽量のアンドロイドのZ4が389g、iPad air2が430g、windowsでは550~650gと重量もかかってきます。これに、カバーを装着するわけですから片手で持つことも可能ですが、10分くらい片手で持っている疲れてきます。自分は、windowsのタブレットにカバーを装着して使っていますが、点検中ずっと片手で持つのはしんどいので、棚に置いたり、持ったりしながら、使用しています。

 

結論

やはり仕事に使うのであれば、windowsがいいでしょう。

お金があれば、世界一最軽量のアンドロイドのZ4タブレットや軽量パソコンのレッツノートRZ4がほしいですが、10~20万円と高額です。

現実的には、コスパを考えて、WN891をお勧めします。windowsは、その気になればパソコンとして使用できますし、外部コネクタを購入すると、マウスやキーボードも接続できます。

実際にWN891を、店舗で見ましたが、見た目こそは高級感がないのですが、安くて、動作もスムーズでした。officeとキーボードがついて3万円台です。通常office単体で購入しても3万円くらいします。

PDF、電子書籍を観覧したり、空いた時間にofficeで書類を作成したりなどには最適だと思います。最近では、透析学会や技士会での抄録は、appleやandroidアプリやPDFファイルで配布されるようになっています。この機会にタブレットを利用してみては、どうでしょうか?

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