持ち運びに便利!8インチノートパソコン『キングジム社のポータブック』のレビュー

キーボード横

はじめに

医療従事者は、パソコンを使用する機会がたくさんあります。患者のデーター管理、勉強会の資料作成、議事録、マニュアル作成、書類の作成、学術大会の資料などなどデスクワークは、たくさんあります。

大抵の人はメインのパソコンを1台持っていると思います。ただ、もう一台コンパクトで軽量なサブノートパソコンを持つと隙間時間にも作業が進められるので仕事がもっとはかどると思います。

今回、サブノートパソコンとして、コンパクトで面白いパソコンを見つけたので紹介します。

ポータブックとは

今回紹介するパソコンは、キングジム社の『ポータブックXMC10』です。興味があり連絡したところ、なんとサンプル品をお借りすることができました!

ちなみにキングジム社は大手の文房具会社であり、『テプラー、マメモ、名刺リーダー、ポメラ』などたくさんの便利商品を開発している会社です。私も、キングジム社のポメラは、サイト作成やアイディアのメモに日々愛用しています。

 

前置きが長くなりましたが、それではポータブックを紹介します。

まずはポータブックの外観から紹介します。スマフォのカメラで撮ったので画質が汚くてすみません・・・

これがポータブックの外観。B4ノートと同等のサイズ。ポータブック折り畳み

背面はまあまあ分厚い

ポータブック背面

 

背面のカバーを開けると、いろいろコネクタ接続部があります。USB2.0、イヤホンジャック、HDMI出力端子、VGA出力端子などがあります。

ポータブック背面コネクタ

そして、一番の特徴なんですが、キーボードが変形して、開きます。
ポータブックキーボード

キーボード ポータブック開閉

 

このとおりポータブックは、8インチ液晶の小型ノートパソコンなのにキーボードが変形してフルサイズになる!というのが特徴のノートパソコンです。

 

『8インチのちっこいノートパソコンなんかいらん!』という方に、ポータブックならではの長所を紹介します。

 

ポータブックの長所

公共の場で開いても、恥ずかしくない!

 

一月半程使っていて感じたのは、存在感の少なさです。(いい意味で)

公共の場所(喫茶店・カフェ・ラーメン屋さん、勉強会の会場・学会会場・電車など)どこで開いても恥ずかしくありません。場所を選ばずタブレットのような存在感で使用できます。

液晶サイズは、8インチなので背後左右からものぞかれにくいと思います。周りに気兼ねなく使用することができます。

10インチ以上のパソコンでは、野外で使用する場合、場所によっては存在感がありすぎて気が引けることがあります。その点、ポータブックはタブレット感覚で使用することができます。

キーボードは最高!

キーサイズは横18㎜、縦16㎜のフルサイズ、1.5mmのキーストロークがあります。

12インチのノートパソコンと同サイズのフルサイズのキーボードが確保されているので非常にタイピングしやすいです。下図は、12インチノートパソコンに重ねた写真

キーボードサイズ

 

そして、一つ一つのキーボードが滑らかな凹型になってます。(thinkpadのような!)

キーボード横

その為、タイピング時にキーが指に吸い付くような感触で非常にタイピング感触が良好です。タイピング時の音も非常に静かで、公演中や学術大会時の静かな会場でも気兼ねなくタイピングできます。

もちろんキーボードの剛性もしっかりありタイピング時にたわむことはありません。

小スペースで使用できる

飛行機でポータブック
8インチサイズのノートパソコンなので、ほんの小さなスペースがあればパソコンを設置して作業することができます。スタバのちっこいテーブル、新幹線のテーブル、飛行機のテーブルなど余裕で設置することができます。

サーフェスなど、背もたれで本体を立てるタブレットでは、奥行きがないところや膝の上では使えません。この点が、ノートパソコンならではの利点だと思います。

液晶の開閉度も十分にあるので、膝の上においても使えます。

 

性能は必要十分

CPUは、Atomでは最上位のAtom x7-Z8700(1.6GHz/4コア)を搭載、メモリは2Gです。Atomというと性能が低いというイメージがありますが、一昔前のネットブックに使用されているものと比較してかなり性能が上がっています。Word、Excelなどofficeソフトを編集したり、動画を視聴をする分にはサクサク動作します。

動画編集や大容量の画像編集などの利用目的でないなら十分メインパソコンとしても使えるスペックだと思います。以前、ポータブックとほぼ同スペックのサーフェス3(プロじゃないほう)をメインパソコンとして使用していましたが、私の使用範囲ではスペックで困ることはほとんどありませんでした。

ただし、ブロガーに注意してもらいたいのですが、WordpressをInternetエクスプローラーで使用する場合かなりもっさりします。CoreMのレッツノートCFRZ4でも、もっさりしたと記憶しています。これの対処法としては、operaなど軽いブラウザーを使用することにより解決しました。

また記憶容量が32GBと少なめですが、SDカードなどの外部メモリーを使ったり、オンラインストレージを有効に使えばなんとかなります。

稼働時間は、まあまあ

バッテリーの動作時間は、実働時間で5時間程度です。wifiに接続してインターネットで調べ物をしながら文章を作成していると、そのくらいの稼働時間になると思います。wifiに接続しないで、テキストで文章を打つだけなら7~8時間程度は持ちます。隙間時間に使う、サブパソコンとしては十分な稼働時間ではないでしょうか。

スマフォを充電するモバイルバッテリーでも充電できるので、稼働時間に関しては困ることはないと思います。

 

ネット上でよくある批判について

性能のわりに高い

ポータブックの初期の実売価格は約9万円程でした。確かに、この値段は性能の割には少し高いかなと思いました。一から設計開発しているのでコストはかかっているのだと思いますが・・・

ただ、現在は店舗の販売価格は徐々に下がってきています・・・と思っていたら、アマゾンでは、新品で2万前半と破格でした・・・

そもそも、ポータブックの価値はCPUやメモリーなどの性能でないと思います。

・現状では、唯一の8インチサイズノートパソコン
・8インチノートパソコンにフルサイズのキーボードを搭載
・HDMI出力端子、VGA出力端子などの、ビジネスマンに必須の端子を搭載
・キーボード変形ギミックの面白さ

上記4点に価値を感じられる人にとっては、購入する価値は大いにあると思います。

画面がまぶしい

液晶が、ぎらついてまぶしいという批評がありました。確かに、ノングレア液晶の割にはまぶしく感じることがあります。TFT液晶という液晶画面を採用している関係でしょうか?

メモ帳や、ワードで文章を入力するときの白色の画面が、薄暗い場所で作業する場合まぶしく感じるときがあります。

明るさの設定範囲が狭いので、一番暗くしても明るいためだと思います。

どうにかいい方法はないかなーと考えたて、ブルーライトカットソフト(f.lux)をインストールして使ってみたとこころ改善しました。

f.luxでは、画面がやや赤みかかった色合いになりますがまぶしさがなくなりました。

ブルーライトカット

また、ポータブック専用のブルーライトカット液晶フィルムも販売されているのでそちらを使ってみるのもいいかもしれません。

スペースキーがタイプしにくい

キーボードの周囲を、アルミ板で囲った構造をしています。その為、手首を机に固定した状態で、親指でスペースキーを押したと時にアルミ板のふちに親指が引っかかります。

親指引っかかる

その為、スペースを押すときは手首を少し持ち上げないと押しにくいです。スペースキーがもう少し飛び出していればタイプしやすいのですが・・・

他は、完璧なだけにここだけは少し残念でした。

背面の、コネクタの蓋を開くと、キーボードに傾斜が付きます。そうするとスペースキーが多少打ちやすくなります。そのほかの方法としては、スペースキーの上にゴム版など、なにかを張り付けてキーの高さを稼ぐと打ちやすくなるのではないかと思います。

ポインティングデバイスが使いにくい

ポータブックのポインティングデバイスは、光学式です。ポインタの上を指でなぞることにより使用できます。ネットでのレビューを見てみると細かな操作がしにくいなど批評がありましたが、個人的にはマウスパッドのような感じで普通に使いやすいと思います。

初期の設定では、ポインタの速度が速すぎるらしいので、スピードを調整することにより使いやすくなるようです。あとは、慣れの問題もあると思います。私は、普段thinkpadを使用しているので、デフォルトの状態ですぐに慣れることができました。

まあ、無理に使わなくても、マイクロソフト Arc Touchなどコンパクトなbluetoothマウスを一緒に携帯しておけばいいと思います。

結局どのような人におすすめなのか!

隙間時間に作業をしたい

隙間時間にパソコンでofficeソフトで作業をしたい人におすすめです。

ポータブックの重量は、830gです。パソコンは、1kgを切ると鞄に入れていていても気にならない重さになります。ボディーバックで持ち歩いて、隙間時間に資料をつくったり、編集したりなどに有効です。

家庭を持つと、子供を公園に連れて行ったりテーマパークに連れて行ったりなど、家でデスクワークをしようとしてもなかなか時間を作ることが難しくなります。ポータブックなら、お出かけ時でもちょっとした休憩中に取り出して作業することができます。

狭い場所でパソコンを使う

新幹線のテーブル、喫茶店の小さなテーブルなどB4サイズのスペースがあればパソコンを設置して使用することができます。学術大会・講習会などに向かう新幹線や飛行機内での移動中に資料を編集したり、レポートを書いたりすることができます。
ポータブックのコンセプト通り、出張時にパソコンを使う人にもお勧めです。

ガジェット好き

変形するキーボード。個人的には、楽しくて大好きです。

このような人とは変わったパソコンを使いたい。個性的な機器を持ちたい!という人には、非常にかわいくて愛着の持てるパソコンだと思います。

 

まとめ

ポータブック持ち運び
ながながと説明しましたが、ポータブックの最大の長所は『気軽にパソコンが持ち運べて、どこでも使える』という点です。多少の欠点はありますが、工夫すれば快適に使えるようになりますよ。

私も、アマゾンで購入して愛用中です。

現在は、23000円と破格で販売しているので購入は早いほうがいいと思います。


PS.キングジムではポメラの最新機種デジタルメモ ポメラ DM200も発売されました。こちらも気になるところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>